1,760円【税込】
商品コード: auc-rakusaicollection:10002258
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澄みきった水がゆったりと流れる鴨川に、あでやかな模様の長い布が、錦鯉が泳ぐようにゆらぐ。
初夏の太陽の光に、まばゆいくらいに映えて、三条や四条の橋の上から見ていると、まるで生きもののように見えた友禅流し。
友禅染の、のりを落としてさらすこの作業は、かつては桂川や堀川などでもよく見られた優雅で風情のある眺めだった。
ゴムの長靴をはいた職人さんが、鼻歌を歌いながら布を引き寄せては板の上でたたいて、また流しておくりかえすと、ますます色合いがさえて、あざやかなうつくしさだった。
「きれい、うち、あのお花の着物、きてみたいな」。
「うちは扇子の柄がええ」。
次々と流される布に、ため息をついて見つめる。
女の子ならだれもが、しとやかな着物姿にあこがれたころの、京都ならではの風物詩だった。
(文:木村 祥刀) サイズ 長さ 約38cm/鏡 約2cm 専用のたとう祇に入ってのお届けです。
当店オリジナルの 京うちわです。
写真の鏡部分には 保護シールが貼ってあります。
*団扇立ては 撮影用ですので 付いておりません。
この京うちわは、扇いで涼を求める用途だけではなく、平安時代から高貴な人が風や光を防いだり、顔を隠して威厳を正す道具だった団扇を思い浮かべ、持ち手の部分に手鏡が付いており、平安時代の貴族道具のように、ふとお顔を隠したときに 手鏡で貴方のおしゃれ確認が出来る様になった趣向です。
夏のお出かけの涼縁として ぜひお供下さい。
*当店では 自然光での撮影をしております。
PCの画面によって 色に違いがある場合がございます。
又、光の具合で見にくい場合もございますが ご了承下さい。
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