440,000円【税込】
商品コード: kimono-nagomi:10014794
商品詳細情報 製造者 田畑織物(株) 素材 絹 100% 長さ 12.32m以上 巾 37.5cm(最大裄:71cm位) 備考欄 未仕立て品(反物)となりますので、お仕立てが別途必要になります。
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紬袷仕立て 紬ひとえ仕立て
【田畑織物】本場大島紬 白大島 7マルキ 雪輪模様 飛び柄 手織り 無地場のある飛び柄の白大島繊細な絣模様が生み出すスタイリッシュな大島紬 きもの 和<なごみ>セレクト 本場大島紬 きもの 和<なごみ>セレクト、憧れの白大島。
やはり一度は着てみたい白大島。
着物好きさんにはたまりませんね。
こちらは、と~っても上品な「雪輪模様」。
総柄ではなく、無地場のある飛び柄。
絣の模様がハッキリと浮かびあがります。
現物をご覧いただくと、圧倒される迫力。
大島紬の魅力は、イロイロありますが、何と言っても着心地、シュッシュッという裾さばきの衣擦れの音がイイですよね!!やはり、一度は袖を通してみたいと思う、お着物好きの方の憧れです。
鹿児島市にて本場大島紬の製造を行っている「田畑織物」さんのお品物。
大島紬は、経緯(タテヨコ)両方の糸で絣柄を織る高級な経緯絣、先染の絹織物。
手織りならでは軽くしなやかな風合いを楽しんでいただける逸品です。
ここからは、ちょっとマニアックなお話なので、興味のある方は、お読みくださいね。
大島紬は、絣糸をタテヨコ交差させて作られるものですが、その交差点の作り方によって、 「一元(ひともと)式」と呼ばれるものと「片ス(カタス)式」と呼ばれるもの、2種類があります。
「一元(ひともと)式」とは、タテ糸2本、ヨコ糸2本を交差させて、風車のような井型の絣模様をつくる織り方のことを言います。
一方「片ス(かたす)式」とは、タテ糸一本、ヨコ糸2本で、Tの字のような絣をつくります。
こちらは、片ス式の絣。
また、絣の細かさは「マルキ」であらわしています。
タテ糸にどれだけの絣糸が入っているかという単位のことです。
こちらの反物は、7マルキ。
7マルキは、経糸も緯糸も4本で1セット。
4本のうち1本が柄を織出す絣糸になっています。
マルキとは別の「算(よみ)」という経糸密度を表す単位もあり、こちらは、15.5算。
1算が経糸80本になるため、 1240本の経糸の本数になります。
そのうちの4分の1本が絣糸という計算になります。
こちらは、7マルキですが、糸が細く経糸の本数が多いので細かな柄が特徴です。
紅型帯にコーディネート。
コーディネート一覧はこちら⇒ 雪輪文の白大島紬にコーディネート。
コーディネート一覧はこちら⇒ 白大島は、まず泥染めをし、絣締の締機(しめばた)という専用の織機(おりき)で、黒く残したい柄の部分を締めて (締めた部分の絹糸が染まらないように)から、抜染します。
泥染めは、テーチ木の染液と泥田の泥染と独特の黒が出るまで何度も繰り返し行っていきます。
しっとりした大島紬の風合い、その独特の美しい艶は、泥染めの工程により、生み出されます。
くっきりと雪輪文様がおりだされており、ぼかしになっているのもオシャレですね。
ブルーグレーの色も 入っているため、地味すぎず、華やかな雰囲気に織り上がっています。
手織りならではの、しなやかで体に添うような着心地、軽さを体感下さいね。
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