67,100円【税込】
商品コード: s-kimono:10000074
商品仕様
【素材:絹100%・未仕立て・幅約37cm×長さ約12m】
※ この商品は別途お仕立が必要です。
■ 上質な国産 絽ちりめん生地を使用し、古来よりの伝統的な手作業によって染めを施した「東京染小紋」の正絹・夏物小紋です。
「東京染小紋」とは、江戸時代に大名たちが着用した裃(かみしも)の染から発祥した「江戸小紋」の一つで、現在でも東京の新宿区などを中心にその技術が脈々と受け継がれています。
1976年には経済産業大臣指定の伝統的工芸品にも認定されています。
ご着用時期 6月中旬以降〜9月上旬ころ。
盛夏用のお着物です。
お合わせ 小紋はもっとも定番でご着用のシーンが多いお着物です。
普段着・街着・お稽古や軽めのお茶会・カジュアルなパーティなどにいかがでしょうか。
お合わせは名古屋帯(九寸帯)・八寸帯・四寸帯、また金箔などのないカジュアルなデザインの袋帯などもお 合わせ頂けます。
商品概要 黒地の中に、精緻な小花模様が白く染め抜かれています。
文様はすべて伝統的な型紙を用いて染められています。
その文様の精密さからは、型紙の彫刻・染めの両方ともに、非常に熟練した高い技術が見て取れます。
色彩は落ち着きある白と黒のモノトーンながら、コントラストが美しく、深みのある味わいが感じられます。
また、粋さと上品さのバランスがとても素晴らしく、幅広い年代の方にお楽しみいただける一着かと思います。
シンプルですので、帯合わせもとても楽しめそうです。
東京染小紋の特徴でもある精緻な文様は、長板の上に敷かれた生地の上に、順番に40センチほどの大きさの型紙を置いて糊ぶせをし、その部分だけを染め抜くことで表現してゆきます。
ほんの1ミリ型紙がずれることも許されない精密で気の遠くなるような作業の末に成します。
また、使用される型紙は、「柿渋を用いて貼り合わせた手漉き和紙に手彫りで彫刻された伝統的な型紙」を用い、使われれる糊は「もち米に米糠を合わせた捺染糊」と規定されています。
さらに、経済産業大臣指定の伝統的工芸品に指定されるためには、これらの工程すべてを手作業で行わなければならず、大変な手間と熟練を要します。
現在は、型紙職人、染の職人、ともに後継者不足が深刻になっています。
お食事に、お稽古に、ご旅行に、 小紋は着用シーンが最も多いお着物です。
日本人のモノ作りの精神が、ぎゅっと詰まった「東京染小紋」の夏物小紋を、お目に留まった方は、この機会にぜひご検討ください。
※ 商品の写真は、可能な限り現物に近いお色での掲載をしておりますが、ご覧のモニターにより、多少の違いがあることがあります。
あらかじめご了承下さい。
※ この商品は別途お仕立が必要です。
熟練の職人技の光る伝統の逸品です。
お目に留まりました方は、どうぞご検討くださいませ。
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